語学テキスト
このページでは、私が今まで語学学習に使ってきた語学の教材をご紹介したいと思います。
私の家には語学教材が溢れるほどあります。本屋で気になった教材は、買わずにいられない性格なのです。私はよく「自分に向いていない」と判断してしまったら、その教材を全く使わなくなってしまうので、ものによっては、非常に感想が短いかもしれません。その言語をこれから始める人も、更なる発展を求めていい教材を探している人もどうぞこのページをご参考になさって下さい。
(テキスト・教材に対するコメントは、あくまでも私一個人の意見です。コメントに対するご批判はご遠慮ください)
フランス語
関連本
「フランス語のすすめ」 小林正著 講談社現代新書
題通り、フランス語を全体的に紹介してくれる本です。日本語に入ってしまってもうあんまりフランス語と認識されない言葉を紹介してくれてたりして、フランス語をこれから始める人にはいい導入になると思います。
「フランス語が面白いほど身につく本」 中野久夫著 中経出版
フランス語の基礎の基礎の文法を紹介してくれてます。残念ながら、全文法をカバーしてるわけではないので関連本の項目に入れておきました。まず、フランス語に触れてみたい! と思う人にお勧めです。
入門書
「メルシー教授のフランス語レッスン」 立花英裕+グループ・ユイキ著 三修社
私が一番初めに買ったフランス語のテキストです。絵がたくさん載っていて、始めはなかなか分かりにくいフランス語文法を説明してくれます。1ヶ月で終わると書いてありますが、無理せず、じっくり学習していきましょう。(なぜかこの本には、内容が殆ど変わらないのに1500円のバージョンと2千いくらするバージョンが存在するので購入する際はご注意を)
「ふらんす 夏休み学習号」(CD付き) 白水社
月刊誌「ふらんす」が夏休みに初心者のために発行する練習問題もついた小冊子です。千円ぐらいでCDも付いているのでお得だと思います。フランス語1年目の夏は是非この学習号を使ってあやふやな基礎フランス語文法を確かなものにしましょう。
「英語がわかればフランス語はできる!」 久松健一著 駿河台出版社
英語の知識を生かしてフランス語を理解しよう、という本です。分かりにくいフランス語文法を理解する第一歩としてはこの教材はとてもいいものだと思います。フランス語を理解するには、ある程度英語の知識がある人は有利でしょう。しかし、ある程度分かるようになったら、英語の知識を一旦忘れた法がいいかもしれません。
「今すぐ話せる フランス語 応用編」 倉方秀憲著 東進ブックス
姉妹本で「入門編」がありますが、応用編もさほど難しいものではありません。フランス語会話に興味がある人にとってはいい教材になるでしょう。CDが付いているので、フランス語の発音にも慣れることが出来ます。何度も聞きましょう。
文法書
「ビデオで入門フランス語 ボンジュール・パリ」 中山眞彦著 白水社
私の愛読書です!このボンジュールパリには2種類あり、一つはシンプルな教科書タイプ、もう一つは私が持っているこの本で、文章の訳や発音まで書いてある親切で詳しい本です。入門とありますが、十分この本でフランス語文法を一通り勉強できます。ビデオは絶対ではありませんが、発音に慣れるため、テープはどうにか手にいれましょう。めちゃくちゃお勧めです!
「謎が解ける フランス語文法」 アニー・モヌリー=ゴアラン著 第三書房
パリのアリアンス・フランセーズ教務部長という要職についておられる、フランス語教育の第一人者、アニー・モヌリー=ゴアラン氏の著書「Le francais au present-grammaire-」の日本語版です。入門書ではありませんが、フランス語文法が大変詳しく説明されています。写真や、図なども多く、フランス語を勉強するには役立つ1冊でしょう。
「Grammaire Pratique du Francais en 80 fishes」 Y.Delatour 他著 Hachette Livre
私がフランスにいた時に学習していた教材です。フランス語の文法用語を覚えることは大切ですね。
単語集
「頻度順フランス語基礎単語集」 内藤陽哉 玉田健二著 芸林書房
私が一番お世話になった単語集です。基礎2000単語が、よく使われる順で載っています。単なる単語集ではなく、各言語の例文、動詞なら活用表などが、大変親切の載せてくれてます。ここに出ている2000単語を覚えられれば、フランス語に自信がつきます。お勧め!
「英語活用 暗記本位のフランス語単語集」 石坂忠之著 白水社
中古本屋で買いました。殆ど使いませんでした。でも、結構有名どころです。
「はじめてのフランス語単語集」 佐原隆雄/ベアトリス・ドレーグ著 ナツメ社
会話に役立つ3000語が収録されています。単語が、場面や、一つのテーマで編集されており、とても実用的になっています。初めてフランス単語を覚えようと思ってる人には丁度いい導入になるでしょう。
「英語から覚えるフランス語単語」 窪川英水著 創拓社
英語で似た単語があるフランス語の単語を効率的に覚えられるように編集されています。初めて買った単語集なので、一生懸命覚えました。フランス語単語と英語単語の規則性を覚えてしまえば、かなり沢山の単語を覚えられるはずです。まあまあお勧め
「フランス語基本単語2000」 Elisabeth Morla/渡辺弘美著 学研
同じシリーズの問題集が大変よかったので、こちらの単語練習帳も買ってみたのですが、残念ながら、最初で挫折しました。
「頻度順 フランス語単語 トレーニングペーパー」
月刊誌「ふらんす」が夏休みに初心者のために発行する練習問題もついた小冊子です。千円ぐらいでCDも付いているのでお得だと思います。フランス語1年目の夏は是非この学習号を使ってあやふやな基礎フランス語文法を確かなものにしましょう。
「パターンで覚えるフランス基礎熟語」 石野好一著 白水社
フランス語には大変多くの熟語が存在します。そしてそれらは暗記する以外他方法はありません。この本はフランス語の基礎熟語をとても分かりやすく説明してくれています。仏検対策にもなるでしょう。
「≪仏検≫準1級・2級必須単語集」 モーリス・ジャケ/ 久松健一 著 白水社
仏検準1級、2級に良く出る単語を文章を、単語だけで覚えるのではなく、少し長めの例文とともに覚えてしまおうという単語集です。準1級、2級は単語を知らないと解けない問題ばかりなので、この単語集を使って自分の単語数を増やしましょう。
問題集
「トレーニングペーパー フランス語 教養課程 文法中心学習1・2、読解編」 Newton Press
フランス語学習において、私が一番力をつけられた教材です。3冊合わせると、1000ページを超える、大変分厚い問題集ですが、この本こそ「書いて覚えろ!体で覚えろ!」という本です。同じ単語を何度も書かされたり、同じ文章を何度も解かされたりするうちに、学習者の中にフランス語の文法の体系を叩き込ませてくれます。この3冊を終えたあなたは、絶対フランス語の基礎がもう忘れられない確かなものになっているでしょう。フランス語を習得したいなら、絶対やって下さい。(始めの発音の章は飛ばしても構いません。それをやっていると最初からうんざりしてしまいますから。ちなみに私はやってません。)スーパーお勧め!!!!
辞書
「プチ・ロワイヤル仏和辞典」 旺文社
何万語載っているか忘れてしまいましたが、とってもひきやすく、二色刷りで見やすく、分かりやすい辞書です。初級から上級者までかなり幅広く対応できる辞書だと思います。表紙のデザインもかわいいです。
「ポケット プログレッシブ 仏和・和仏辞典 第2版」 監修:大賀正喜 編集:田桐正彦 小学館
小さくて軽い、持ち運びに便利なプログレッシブのポケットバージョンです。2〜3万語集録していたと思います。難しい文章でなければこの辞典で事足ります。あまり載っていませんが、和仏も付いてます。
「現代和仏小辞典」 編集:三宅徳嘉 他 白水社
フランス語の和仏辞典はあまり手軽に使えるものがありません。この辞書はあいうえお順ではなく、アルファベット表記で日本語が表示されているので、使い方に慣れないとかなり疲れる辞書です。たまに、「なんでこの言葉が載ってないのだ!」というような、簡単な日本語が見つけられなかったりします。
読書
「La Sorciere de la Rue Mouffetard」 Pierre Gripari著 Folio Junior
子供向けの本ですが、十分楽しいです。私は音読CDとセットになったのを買いました。なかなか面白いので初心者の読み物に最適!お勧め!
「Le Petit Nicolas et Les copains」 Senpe/Goscinny著 Folio Junior
フランスではとっても有名な「le Petit Nicolas」シリーズです。内容は子供の日常についてですが、一話一話必ず話の最後にオチが書かれていて、それがとても楽しかったです。私は紀伊国屋南口で、CDとセットになったものを買いました。ナレーションも面白かったです。お勧め!
「Savoir-vivre Avec les Francais Que faire? Que dire?」 Odile Grand-Clement Hachette-Livre
フランスではとっても有名な「Savoir-vivre」シリーズの一冊です。フランス人の文化や生活のことについて書かれていて、大変面白いです。とっても分かりやすいフランス語で書かれているので、フランス語のリーディングにはもってこいの一冊!超お勧め!
「L'heure du crime」 Dominique renaud著 CLE International
700mots(700単語)と指定された初心者向けのとっても薄い本です。推理モノが好きな人ならサクサク読めるでしょう。好きじゃなくてもサクサク読めるでしょう。
「Cinq semaines en Ballon」 Jules verne著 CEL International
この本は600motsに指定された本です。まだ読んでませんが、気球に乗った冒険モノの本です。
「Le mystere de la chambre jaune」 Gaston leroux著 CLE International
上の本と同じ初心者向けのシリーズです。この本は1500motsに指定されているので上記よりは難しいでしょう。同じ推理モノです。まだ読んでません。
「Comme un roman」 Daniel Pennac著 folio
紀伊国屋南口店で買いました。書いてある文章はさほど難しくないのですが、あんまり楽しくないので途中で挫折。
「Un cas de force mineure」 Vladimir Volkoff著 Librio
とても安く手に入れたものの、全く読んでおらず。
「La ligne verte 1er episode」 Dtephen King著 Librio
あのスティーブン・キングの作品らしいですが、これも上の本同様、全く読んでおらず。
「Vendredi ou vie sauvage」 Michel Tournier著 Folio Junior
まだ読んでません。ロビンソン・クルーソーのフランス語訳だと思うのですが…。私はCD付きのを買いました。
「Lettres de Mon Moulin」 Alphonse Daudet著 Folio Junior
買って満足、読んでません。CD付きを買いました。字が小さいです。
「Kimengumi」 Motoei Shinzawa著 Editions Tonkam
あの「奇面組」のフランス語バージョンです。素直に笑えました。名前のギャクが伝わらないのが残念。
「Passages De France et d'ailleurs」 東京大学教養学部フランス部会編 東京大学出版会
あの東大の1,2年生がフランス語の授業で読むらしいリーディング用の教科書です。東大だけに、かなり内容は難しめ。相当レベルが上の人以外は、一人で独学するにはかなり大変な教材でしょう。私はCD付きのものを買いました。
「A Paris」 Regine Boutegege, Susanna Longo著 CIDEB
パリの名所を詳しく説明してくれている初心者向けの本です。この「Lire et voyager」シリーズは他にもいくつかあるようです。テープと一緒になっているのを紀伊国屋南口店で買いました。テープの録音は大変臨場感があり、本と合わせて本当に旅行している気分にさせてくれます。
「今すぐ話せるフランス語 自由自在編 倉方秀憲著 東進ブックス
そんなに難しくない文章を沢山読め、付属のCD2枚を聞きまくれる本です。フランス語に触れる量を増やしたい人に最適の一冊です。
その他
「地球の暮らし方 フランス」 地球の歩き方編集室編 ダイヤモンド社
「地球の歩き方」は旅行者向けの内容ですが、この本は主にフランスでの生活の仕方を説明してくれていて、とても重宝します。フランスに滞在する予定がある人は是非買っておきましょう。お勧め!
「ヨーロッパカルチャーガイド フランス もう一つのパリを愉しむ」 トラベルジャーナル
フランスの文化面に注目したガイドです。なかなか社会的なことも説明してくれていい本だと思います。
「文部省認定 実用フランス語技能検定試験3級 合格のための傾向と対策」 監修 川村克巳 他 エディションフランセーズ
仏検の勉強をするためにはこの問題集を避けて通れません。現在では3級までなら色々なところから対策本が出てくるようになりましたが、2級以降は、依然としてこの「傾向と対策」の対策本以外あまりいいテキストがありません。過去問をしっかり練習すれば3級は難なく通過できます。
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